塾の料金の内訳

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1講座の月謝で見てはダメ

大学受験の塾の費用はいくらかかるのか?
「正直、終わってみてびっくりした」と思われる方が多いはずです。
ただし、十分成績が良く、塾では苦手科目を1~2講座のみ受講したという方は別です。

まず、英語。大手の予備校や塾では「英文法」と「長文読解」は別講座です。つまり、苦手な人は必然的に両講座選択です。
当然ですが、英語だけが苦手な人の弱点補強には、苦手なところのみに集中できてお安いのでよいと思います。

次に数学。これも「数Ⅲ」「ⅠA/ⅡB」「共通テスト数学」と別講座になります。
“できない”を”できる”にするのは、本当に大変なのです。
特に数学は、ⅠAとⅡBを分ける必要もあるくらい苦手な人にとっては大変な科目です。

あとは諸経費と講習会の費用です。特にセンター直前は思わぬ出費となりがちです。

1講座あたり9,000円/月!

という見出しの塾があったとしましょう。
これは安い!ひとつずづ内訳を見てみましょう。

step by step より少し少なめに講座を選びます。
英語長文読解、数Ⅲ、数ⅠA/ⅡB、物理、化学 と5講座選択してみます。
センター数学、英文法、センター古典は受講しませんでした。

教材費 1講座あたり5,000円×5講座
施設費 1か月あたり1,000円×12か月
春期講習会は無料のところが多いです。
夏期講習 9,000円の講座(8月分の月謝として)を7講座選択
冬期講習 センター対策で50,000円ほど。
直前講習は特別に無料としました。

諸経費として合計150,000円、お支払総額740,000円となります。
要するに、月謝はいくらでも安く見せることができるということです。

step by stepが安いという訳ではありません。
実際に、苦手な生徒をしっかり教えるには大変なコストがかかります。
塾の料金については、先にしっかりと調べておいたほうが安心というお話でした。

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